廃棄物削減の取り組み

廃棄物削減の取り組み

廃棄物の削減とリサイクル

産業廃棄物排出量と最終処分量推移[ トピー工業(株)]
産業廃棄物排出量と最終処分量推移

生産活動で発生する鉄スクラップの一部は、電気炉製 鋼用の原材料として直接社内で再利用しています。そのほかの廃棄物についても再資源化をはかり、最終処 分量の削減に努力しています。また、製鋼工程で発生する酸化スラグは、高いリサイクル率(90%以上)で土木用材料およびコンクリート骨材材料などに再利用しています。

産業廃棄物の排出量につきましては、2010年度以降ほぼ横ばいで推移してきましたが、2014年度は前年度比で5.5%減少となりました。リサイクルを中心にリデュース、リユース(3R:Reduce Reuse Recycle)について最大限努力を行いましたが、新製鋼工場への移行にともなう旧製鋼工場の耐火物再利用の減少などの影響により、最終処分量は422トンと前年度比14.7%の増加となりました。

引き続き、3Rの拡大や改善を推進し、廃棄物の再資源化と最終処分量の低減に努めてまいります。

加工油の浄化処理によるリサイクル

トピー工業(株)の事業では、その製造工程でさまざまな加工油を使用しており、その再利用も大きな環境課題となっています。綾瀬製造所では、使用済み油の浄化処理を行い、その加工油を再利用しています。今後は、全製造所にも導入していきます。

コンクリート用電気炉酸化スラグ骨材の改正JIS認定を取得

豊橋製造所では、スラグ冷却設備と破砕設備の導入により、電気炉製鋼時に発生する酸化スラグと還元スラグを完全分離し、処理・加工して再資源化する体制を整え、2013年4月に「JIS A 5011-4:コンクリート用スラグ骨材-第4部:電気炉スラグ骨材」の認定を取得しました。その後、2013年12月に「改正JIS A 5011-4」の認定も取得し、コンクリート用電気炉酸化スラグ骨材の製造・販売を広げています。
電気炉酸化スラグ骨材は、従来コンクリート用骨材として利用されてきた天然砂や砂利などの天然骨材より比重が重く、消波ブロックなど重量コンクリート向け骨材として用途拡大が期待されます。また、コンクリート用電気炉酸化スラグの普及に努めることで、天然骨材の採掘にともなう自然環境への影響やエネルギー使用を抑えることもできます。トピー工業(株)は、今後も事業活動そのものを通した環境負荷の低減に積極的に取り組みます。

スラグ処理フロー
スラグ処理フロー