トピー工業では、若いうちから責任ある仕事に携わることができます。しかし、それに応えるには、日々の勉強は欠かせませんし、高い目標を持って物事に取り組むことが大切です。また、まわりの現場の方やスタッフは個性的で温かい方が多いですが、仕事では一切の妥協がなく、いわゆる泥臭く人間味のある環境でもあります。仕事も人間性も成長させていきたい人に向いている会社だと思います。

生産管理のイロハを教えてくれた、 豊橋製造所という現場。

私は入社以来、スチール事業部豊橋製造所の生産管理グループに所属しています。入社4年目でもあり、担当する業務は広がっています。先ず入社直後の配属では、中形圧延工場の現場へ生産計画を伝える「橋渡し役」からスタート。中形圧延工場は、さまざまなニーズに対応する当事業部が誇る多品種小ロット生産が特長。そのため細かい工程計画を立てる必要があり、急なオーダー追加・変更が発生したら、早急に各方面の都合を確認し、工程を練り直して生産工場(現場)に展開しなければなりません。無理なお願いをして、「そんな工程でいいモノが生産できるか!」と一喝されることもしばしば。しかし、このような現場の正論から、品質に対する哲学、技術へのこだわりを学びました。そして、現場に無理を強いるからこそ、受け入れてもらうためには“自分なりの意見”を持つ大切さを教えられました。

その後は、中形圧延工場の構内物流を担当。構内物流は、工場で製造し、さらに一次加工をほどこして付加価値を上げる工程を経由する製品の生産・構内物流の工程管理を担います。これまでの社内調整に加え、加工作業を委託する会社への指示や各工程部署間の搬入出の指示、そして客先メーカーや商社からオーダーを直接受け、最終的にトラックや船で製品がお客様へ届くまでの、いわば「舵取り役」でした。これまで以上に多くの人を巻き込み、動かし、現場とベストを求めて意見をぶつけ合うたびに信頼や団結は強まっていきました。そして私は現在、フォークリフトの主要パーツである「マストレール材(爪を昇降させる部材)」の生産管理を担当しています。マストレール材は各フォークリフトメーカーの要望に合わせて、製鋼工場で鋼片を製造し、その後、圧延工場で何十種類もの形鋼として成形するのですが、その何十種類の形鋼をさらに、実際のフォークリフトに使用される長さに精密切断して出荷を迎えるため、その加工プロセスが製品品質の大きな鍵を握ります。トピー工業のマストレール材といえば、国産のフォークリフト装着の約8割を占めておりますし、そのフォークリフトも国外輸出が多くなされていますので、受注から出荷までの全ての舵取りを私が握っている責任は重大です。しかし、最高の品質を生み出すチームがいる誇りを持っているからこそ、やりがいは十二分にあるんです。

生産管理が「旗振り役」となって、
新たなチャンスに挑む。

お客様からの受注はもちろん、クレームや緊急対応の第一報も窓口である私が受けます。いかに迅速に対応するかは、一番苦労する部分であり、腕の見せ所です。先日、某メーカーでフォークリフト製造のために当社以外のマストレール材に傷がついていて使えないという事態が発生し、緊急措置として当社のマストレール材に切り替えたいというご要望が舞い込んできました。それは結構なボリュームのオーダーで、工程に組み込むとほかのお客様にご迷惑をかけるかもしれない懸念がありました。一方で、迅速に対応すれば発注を当社に変更してくれるチャンスもありました。私はこのチャンスに挑戦したいという意思を上司に伝え、了解を得ました。ですが、実は生産現場は前向きではありませんでした。それもそのはず、「材料も揃っていない中での突発的な生産は、大量のロスや品質低下のリスクがある」という現実。それでも、自分なりに必死で解決策を探り、現場を走り回り折衝を続けるうちに、次第に理解・協力者が増え、驚異的なチーム力を発揮し、なんとか要望通りの短期間の調整で無事納品できたのです。ご依頼いただいたメーカーのご担当者からは迅速な対応に感謝の言葉をいただきました。そして私は、改めて当社の生産現場のプロの仕事を実感し、自分自身も新たな「旗振り役」として達成感を得られたことが何よりも嬉しかったですね。こういった生産管理で身につけた知見や経験はどこに行っても役に立つはずと自負しています。そして、グローバルメーカーのトピー工業だからこそ挑戦できる、国境を越えた責任ある仕事をたくさん経験し、今後の新しいステージを大いに楽しみたい。最終的にはモノづくりの現場で働いていたいですね。上司や先輩、仲間が好きだから、もっと成長して、皆で一丸となって日本のモノづくりを支えていきたいです。