連結売上高:208,237百万円

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鉄鋼事業

セグメントの業績

電炉業界は、建設向けをはじめとした鋼材需要が期後半より回復基調で推移したため、粗鋼生産量は前期を上回りました。一方、鋼材市況が低迷する中で、主原料である鉄スクラップ価格が期央より急騰する等、厳しい環境が続きました。
このような状況下、当社グループは、異形形鋼の需要開拓等に取り組み、販売数量が増加したため、売上高は638億3百万円(前期比0.1%増)となりました。しかしながら、鉄スクラップ価格の急騰に対応した販売価格の改善に努めたものの、鉄スクラップ価格との値差が縮小したため、営業利益は28億8千2百万円(前期比40.1%減)となりました。 

鉄鋼事業売上高・営業利益推移

2016年3月期 鉄鋼事業構成比率

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研究開発活動

新形鋼製品や新鋼種開発を実施するとともに、圧延製品の品質向上及び廃棄物削減・リサイクルなどの環境改善に関する研究開発を進めています。
成果としては、新形鋼製品の受注、既存製品の原単位削減、廃棄物削減・リサイクルに関する技術開発を実現しました。
これらに関わる研究開発費は、2百万円です。 

対処すべき課題について

新製鋼工場の効果を最大限に発揮するとともに、当社グループの強みである異形形鋼の製造技術と加工技術を生かした製品群で、新たな需要を開拓します。 

関係会社
製造:トピー工業(株)、明海リサイクルセンター(株)
販売とサービス:トピー工業(株)、トピー実業(株)、トピー海運(株)、(株)トージツ、エヌイー・トージツ(株) 

自動車・産業機械部品事業

セグメントの業績

自動車業界は、軽自動車の販売が低迷するとともに、トラックの輸出が減少したものの、普通乗用車の国内外における販売が堅調に推移したため、国内生産台数は前期並みとなりました。また、米国の需要は高水準で推移しました。建設機械業界は、国内需要が減少したものの、中国市場では公共投資の増加により、回復傾向となりました。鉱山機械需要についても回復の兆しが見られました。
このような状況下、当社グループは、建設機械用足回り部品の販売数量が中国向けを中心に増加したものの、円高による影響に加え、トラック用ホイールの販売数量の減少等により、売上高は1,296億8千1百万円(前期比3.3%減)となりました。一方、建設機械用足回り部品の販売数量増加や中国の生産拠点の集約、コスト改善の効果により、営業利益は65億2千4百万円(前期比22.6%増)となりました。 

自動車・産業機械部品事業売上高・営業利益推移

2016年3月期 売上高構成比率

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研究開発活動

軽量化・意匠性向上・品質向上・コスト削減などに関する研究及び新商品開発に関する研究開発を進めています。
主力商品の自動車用スチールホイール及びアルミホイールについては、解析及び評価技術の精度向上、新商品の開発と量産化、既存製品のコスト低減と品質向上などに成果を上げることができました。
建設機械部品においては、超大型ホイールの鍛造プロセスにおけるコスト低減に関する研究や油圧ショベル用ローラーや履板の熱処理プロセスにおける品質向上・コスト低減に関する研究を実施しました。
これらに関わる研究開発費は、5億5千5百万円です。 

対処すべき課題について

新興国を中心に世界の自動車需要が拡大するとともに、グローバル競争が熾烈化する中で、自動車メーカーは共通プラットホーム化によるコスト削減を進めています。これに対応して世界のどこへでも共通設計のホイールを供給できるグローバル供給体制を拡大・強化することにより、当社グループのプレゼンスを高めます。
建設機械用足回り部品については、海外の生産・物流拠点の拡充に加え、国内マザー工場機能の強化により、グローバル供給体制の再構築を図ることで、新たな顧客開拓を推進します。
また、工業用ファスナーは、グローバル生産拠点の相互補完等により、生産能力の増強を図ることで、拡大する需要を確実に捕捉します。

関係会社
製造:トピー工業(株)、トピーファスナー工業(株)、九州ホイール工業(株)、(株)三和部品、
トピーアメリカ,INC.、トピープレシジョンMFG.,INC.、トピーファスナー(タイランド)LTD.、
福建トピー汽車零件有限公司、トピー履帯(中国)有限公司、
トピーファスナー・ベトナムCO.,LTD.
トピー パリンダ マニファクチャリング インドネシア、トピー履帯インドネシア、
トピー・エムダブリュ・マニュファクチャリング・メキシコ S.A. DE C.V.、
トピーファスナー・メキシコ S.A. DE C.V.
販売とサービス: トピー実業(株)、(株)オートピア 

発電事業

セグメントの業績

事業計画に沿って石炭火力発電による安定した電力供給を続けてまいりましたが、原油及びLNG価格の急落に伴う電力販売価格の大幅な下落により、売上高は84億2千5百万円(前期比20.7%減)となりました。一方、発電燃料である石炭価格の値下がりが小幅だったため、営業利益は4億9千4百万円(前期比80.0%減)となりました。 

発電事業売上高・営業利益

2016年3月期 売上高構成比率

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対処すべき課題について

周辺環境との調和を最大限配慮した発電設備による、安定した稼働体制の維持及び電気の安定供給に引き続き注力してまいります。 

関係会社
製造:明海発電(株)
販売とサービス: 明海発電(株) 

その他

セグメントの業績

化粧品等に使われる合成マイカの製造販売、クローラーロボットの製作販売、屋内外サインシステム事業、土木・建築事業、「トピレックプラザ」(東京都江東区南砂)等の不動産賃貸及びスポーツクラブ「OSSO」の運営等を行っております。売上高は63億2千6百万円、営業利益は15億5千7百万円となりました。 

その他事業売上高・営業利益推移

2016年3月期 売上高構成比率

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※2016年度より、従来「その他」に含まれていた「発電事業」について、量的な重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更いたしました。2015年度の数値は、変更後のセグメント区分に組み替えた数値で表示しております。 

研究開発活動

技術センターでは、鉄鋼事業及び自動車・産業機械部品事業に関連する基礎的な要素技術の研究開発を進めています。また、上記事業以外の新分野における研究開発も産学連携などにより積極的に進めています。サイエンス事業部では、高意匠合成マイカの新商品開発を実施しました。クローラーロボットは、各種ロボットの商品開発を実施しました。
これらに関わる研究開発費は、5億7千9百万円です。 

対処すべき課題について

長年培ってきた建設機械用足回り部品の製造技術を活用したクローラーロボットを、災害対応や海底調査等の用途に展開するとともに、自動・自律走行が可能な革新的な移動機構を実用化し、需要の拡大が期待されるサービス分野や農業分野への拡販を図ります。
また、電気炉の溶融技術を応用した合成マイカは、化粧品用途での更なる拡販を図るとともに、食品包装フィルム等の工業用途へ拡販を図ります。