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日本製品の「品質」を守りその技術を世界に広げていきたい

仕事は私にとって2つの意味があります。1つは、仕事を通して社会に役立つことができること。もう1つは、仕事を通じて経済的に自立でき、仲間が増え、自分の人生が充実したものになるということ。さらにグローバルで成長できること。みなさんにとっての仕事とは何かを考え、自分を知り、さまざまな企業を知って、視野を広く持って、後悔のない就職活動にしてください。

トピー工業の誇る「品質」を支えるために。

私の所属する造機事業部では、油圧ショベルや大型ブルドーザーといった建設機械の足回り部品や刃先などを製造しています。建設機械は過酷な環境で使用されるものですから、製品の「品質」がとても重要で、顧客数や販売数といった結果に直接結びつくものでもあります。そのため、完成した製品がお客様の要望する品質基準を満たしているか、製品を構成する部品一つひとつがトピー工業の品質管理基準をクリアしているか、こうしたモノづくりの要となる「品質」を守るのが、私の仕事です。
品質保証といっても、ただ製品や部品をチェックするだけではありません。たとえば、1つの足回り部品だけを見ても、ボルト、ナット、リンク、ピン、ブッシュなど、多種多様な構成部品があり、これらの部品を調達する購買先に対して、品質管理や生産管理体制に問題がないかを購買先まで出向いて確認や指導を行っています。

一方で社内の現場では、造機のメインとなる構成部品のリンク、ピン、ブッシュを加工、熱処理し、最終工程の組み立てを行うのですが、私はそこでの製品が完成するまでの工程品質管理を行っています。そのため毎日、生産ラインの担当者と一緒に、どうすれば不具合をなくせるか、どうすれば品質レベルを高められるかの検討を徹底して行い、トラブルの解決方法を追究します。ときに大胆な改善や提案をぶつけ、現場を説得して実行したり…、そうした品質改善活動も私の仕事です。
また、顧客の品質監査対応やクレーム対応まで、顧客の要求品質を満たすべく、一貫した品質管理に携わっています。

一歩ずつやり遂げることで、
一歩ずつ夢に近づいていく。

入社当初は、日本語での仕事も、専門知識や技術もわからず、毎日学ぶことばかりでした。「品質保証」の仕事は、品質トラブルやクレームが来たら原因を分析し、トラブルがあればその場で判断しなければならないため、判断に必要な専門知識や技術は必須です。一方で品質管理規格や全体の製造工程が頭に入っていても、なぜそれが必要なのか、原理から理解しないと相手も専門家なので説得できない…、これが一番苦労したところです。技術関連の本を片っ端から読み漁り、過去の膨大な資料から類似した現象を検証し、現場の匠と呼ばれる先輩を掴まえては教えを請い…。仕事で通用するまでには2~3年費やしましたが、日々の学びと経験による成長実感が、私の仕事へのモチベーションになっていました。
そして現在では、頼れる多くの仲間ができ、私の考えた数多くの「改善」が現場で活かされています。また、品質指導や品質改善活動を通じて、顧客クレーム削減、品質安定性向上、トレーサビリティ向上など、実際の成果として評価されているのは本当に嬉しいですね。今ではこうして少しずつ会社に恩返しができることが、私の大きなやりがいになっています。

さらに、造機事業はグローバル化に伴い、調達品は国内だけでなく海外からの輸入部品も増えたことで、日本がマザー工場となって海外の関連会社を支援する品質管理業務も増えています。先日はインドネシアの工場監査へ行き、そこで感じたのは設備やラインが違っても、自分の品質管理や製造技術の知識経験が活かせるということでした。夢は「世界を舞台に働くこと」「日本で学んだ「品質」を世界に伝えていくこと」。一歩一歩着実に夢に近づき実現していくことで、会社に、そして社会に貢献していきたいですね。