セグメントの営業概況

セグメントの営業概況

売上高:215,872百万円

売上高

鉄鋼事業

セグメントの業績

鉄鋼業界は、建設向け及び製造業向けの需要が減少したため、粗鋼生産は前期を下回りました。電炉業界においても、鋼材需要が低調に推移するとともに、鋼材市況が下落する等、厳しい環境が続きました。
このような状況下、当社グループは、販売価格が下落したことにより、売上高は637億6千7百万円(前期比11.7%減)となりました。一方で、自動車・産業機械部品事業に供給する鋼材の需要低迷の影響を受けたものの、輸出の拡大等による数量の確保や適正な販売価格の維持を図るとともに、新製鋼工場の効果発現や徹底的なコストの削減に努めた結果、営業利益は48億1千5百万円(前期比42.4%増)を計上することができました。

鉄鋼事業売上高・営業利益推移

(百万円)

(百万円)

平成28年3月期 鉄鋼事業構成比率

研究開発活動

新形鋼製品や新鋼種開発を実施するとともに、圧延製品の品質向上及び廃棄物削減・リサイクルなどの環境改善に関する研究開発を進めています。
成果としては、新形鋼製品の受注、既存製品の原単位削減、廃棄物削減・リサイクルに関する技術開発を実現しました。
これらに関わる研究開発費は、5百万円です。

対処すべき課題について

国内トップレベルのコスト競争力を備え、独自性のある異形形鋼を武器に業界のリーディングカンパニーを目指します。新製鋼工場の効果を最大限に発揮するとともに、当社グループの強みである異形形鋼の製造技術と加工技術を生かした製品群で、新たな需要の開拓に取り組みます。

関係会社
製造:トピー工業(株)、明海リサイクルセンター(株)
販売とサービス:トピー工業(株)、トピー実業(株)、トピー海運(株)、(株)トージツ、
エヌイー・トージツ(株)

自動車・産業機械部品事業

セグメントの業績

自動車業界は、軽自動車税の引き上げに伴う販売低迷に加えて、トラックの輸出減少等により、国内生産台数は前期を下回りました。一方、米国では自動車需要は好調に推移いたしました。また、建設機械業界は、中国や東南アジア市場が一段と縮小するとともに、鉱山機械需要も引き続き低調に推移いたしました。
このような状況下、当社グループはあらゆる改善諸施策に継続して取り組んでまいりました。しかしながら、中国をはじめとする新興国の建設機械需要の低迷により、建設機械用足回り部品の販売数量が大幅に減少するとともに、軽自動車向けを中心とした乗用車用ホイールの販売数量が減少した影響等を受け、売上高は1,340億9千9百万円(前期比11.2%減)、営業利益は53億2千万円(前期比23.1%減)となりました。

自動車・産業機械部品事業売上高・営業利益推移

(百万円)

(百万円)

平成28年3月期売上高構成比率

研究開発活動

軽量化・意匠性向上・品質向上・コスト削減などに関する研究及び新商品開発に関する研究開発を進めています。
主力商品の自動車用スチールホイール及びアルミホイールについては、解析及び評価技術の精度向上、新商品の開発と量産化、既存製品のコスト低減と品質向上などに成果を上げることができました。
建設機械部品においては、超大型ホイールの鍛造プロセスにおけるコスト低減に関する研究や油圧ショベル用ローラーや履板の熱処理プロセスにおける品質向上・コスト低減に関する研究を実施しました。
これらに関わる研究開発費は、4億5千7百万円です。

対処すべき課題について

世界のどこへでも共通設計のホイールを供給できるグローバル供給体制を拡大・強化し、「世界トップクラスの総合ホイールメーカー」としてのプレゼンスをさらに高めます。
また、「建設機械の総合足回り部品メーカー」としての地位を更に強固にするため、海外の生産・物流拠点の拡充に加え、国内マザー工場機能の強化によるグローバル供給体制の再構築を図ることで、新たな顧客を開拓してまいります。

関係会社
製造:トピー工業(株)、トピーファスナー工業(株)、九州ホイール工業(株)、(株)三和部品、
トピーアメリカ,INC.、トピープレシジョンMFG.,INC.、トピーファスナー(タイランド)LTD.、
青島トピー機械有限公司、福建トピー汽車零件有限公司、トピー履帯(中国)有限公司、
トピーファスナー・ベトナムCO.,LTD.、天津トピー機械有限公司、
トピー パリンダ マニファクチャリング インドネシア、トピー履帯インドネシア、
トピー・エムダブリュ・マニュファクチャリング・メキシコ S.A. DE C.V.、
トピーファスナー・メキシコ S.A. DE C.V.
販売とサービス: トピー実業(株)、(株)オートピア

発電事業

セグメントの業績

電力供給先を特定規模電気事業者に変更し、事業計画に沿って安定した電力供給を続けてまいりました。売上高は106億2千6百万円(前期比59.9%増)、営業利益は24億7千5百万円(前期 営業損失9億4百万円)となりました。

発電事業売上高・営業利益

(百万円)

平成28年3月期売上高構成比率

対処すべき課題について

周辺環境との調和を最大限に配慮した発電設備による、安定した稼働体制の維持及び電気の安定供給に引き続き注力してまいります。

関係会社
製造:明海発電(株)
販売とサービス: 明海発電(株)

その他

セグメントの業績

化粧品等に使われる合成マイカの製造販売、クローラーロボットの製作販売、屋内外サインシステム事業、土木・建築事業、「トピレックプラザ」(東京都江東区南砂)等の不動産賃貸及びスポーツクラブ「OSSO」の運営等を行っております。売上高は73億7千8百万円、営業利益は14億7千4百万円となりました。

その他事業売上高・営業利益推移

(百万円)

(百万円)

平成28年3月期売上高構成比率

※2016年度より、従来「その他」に含まれていた「発電事業」について、量的な重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更いたしました。2015年度の数値は、変更後のセグメント区分に組み替えた数値で表示しております。

研究開発活動

上記事業以外の新分野における研究開発も産学連携などにより積極的に進めています。サイエンス事業部では、高意匠合成マイカの新商品開発を進めました。クローラーロボットは、各種ロボットの商品開発を進めました。技術センターでは、各事業に関連する基礎的な要素技術の研究開発を進めています。
これらに関わる研究開発費は、5億9千7百万円です。

対処すべき課題について

合成マイカ、クローラーロボット、各種サービス等多岐にわたる事業展開の中で、顧客ニーズを捉えた商品開発による拡販に取り組んでまいります。