当社では、グローバルでのさらなる成長と技術イノベーションを支える人財の育成・充実を図ることを目的に、若手社員を主体とした「働きがい向上委員会」を2016年に創設し、働きがい向上施策を20以上検討・実施しました。
2019年度からは、働きがいと密接に関わるコミュニケーションにさらに焦点を当てた全事業部横断のプロジェクトチームとして「コミュニケーション促進委員会」と名称を新たにし、2022年度までの4年間で計99施策を実施しました。職場コミュニケーションの改善活動を通じて、多岐にわたるテーマに関してより魅力ある会社とすることを目指し、働きがいの向上や業務効率化、部門間での情報共有の活発化など、さまざまな施策に取り組んでいます。
委員会は、事業部や世代を超えてさまざまな社員同士がアイデアを出し合い切磋琢磨する機会として、参画メンバー自身の人財育成の場にもなっています。
また、毎年実施しているES(従業員満足度)調査結果をもとに、新たな施策検討や施策の効果検証を行っています。
当社では、ES(従業員満足度)調査を2016年より年1回毎年実施しております。
この調査結果から得られた課題に対し、人事部内で共有し課題解決を図るとともに、ES向上推進室の下に設置した「コミュニケーション促進委員会」と「地区別分科会」での活動を通じて、ESの向上(新たな施策検討や施策の効果検証)に取り組んでいます。ES調査結果は事業部や各部門へのフィードバックを行い、各拠点にて独自の改善を促す活動もしております。
ESは毎年スコアの上昇が見られ、2022年度は3.23(5点中)となりました。
自由な議論ができる文化(風土)づくりと企業の「透明性」アップによる一体感の醸成を目指し、経営層と社員がリアルタイムで対話可能なコミュニケーション促進施策「Topy Talk」を実施しています。経営層の話を聞き、参加者はリアルタイムでチャットやアンケート機能を使いながら経営層と対話をすることができ、会社のことをより深く知るきっかけ、また全社一丸となって会社の成長を考えていく機会として、2022年度では計6回開催し、延べ800名以上が参加しました。
スタッフ系・スキル系(現業系)という職掌を超えた相互理解によって「認識のズレ」を減らし、業務効率の改善を図るために、自職場の職場風土や情報共有について深く話し合う「トピーカフェ」を実施しています。「トピーカフェ」では、毎回テーマを設けて話し合いを行い、スタッフ系社員とスキル系社員とのコミュニケーションを円滑にし、職掌を超えた協力による課題対応の強化に取り組んでいます。
2022年度よりチームで目標を決め、皆でテーマに向かって挑戦することで一体感を醸成するチームアップ活動を実施しています。社員が仕事を「自分事」として捉え、「挑戦」する中で職場のより良い組織風土(信頼、尊重、認め合うこと)を構築し、コミュニケーションを通じて「会社の利益」に貢献することを目的とした活動です。
2022年度は自由参加で募集を募り、下期6カ月間、全社から合計33チーム、280名もの社員が参加し、多くのチームでチーム力向上・コミュニケーションの深化へつながりました。
活動の最後には「皆で楽しく・自主性を持って・挑戦してくれたチーム」を全社投票し、上位の3チームを「みんなが選ぶ、より素晴らしい活動をしてくれたチーム」として社長より表彰を行いました。
① |
メンター制度 |
② |
管理職向け風土改善ワークショップ |
③ |
部署紹介ウェブサイトの開設 |
④ |
トピーカフェ(スタッフ系社員とスキル系社員による意見交換会) |
⑤ |
タウンミーティング(管理職意見交換会) |
⑥ |
業務改善活動 |
⑦ |
感謝活動 |
⑧ |
女性意見交換会 |
⑨ |
トピーのWA(輪)トーク(部門間交流会) |
⑩ |
社外交流会 |
⑪ |
育休・産休取得者懇談会 |
⑫ |
経営層とのディスカッション(Topy Talk、ES向上ミーティング) |
⑬ |
挨拶励行 |
⑭ |
ABW(Activity Based Working)の導入 |
⑮ |
サテライトオフィス・コミュニケーションスペースの設置 |
⑯ |
職場の5S推進 |
⑰ |
社員食堂の改善 |
⑱ |
独身寮の年齢制限見直し |
⑲ |
情報共有サイトの構築(トピーの知恵袋) |
⑳ |
ソロワークスペースの設置 |
㉑ |
チームアップ活動(各部署のチームで自由にテーマを決め目標達成に向けて活動する施策) |