履帯(りたい)

 

建設機械車両には、自動車のようにタイヤで走行するタイプと鉄製ベルトで走行するタイプがあり、後者に用いられる鉄製ベルトを「履帯」といいます。履帯は、タイヤと比べて地面との接触面積が大きく、単位面積に加わる重量(接地面圧)を非常に小さくすることができるため、湿地や悪路での車体の沈み込みを防ぎ、高い走破性を確保できるという特長を有しています。 

ローラー

 

ローラーは全車体重量を支えられる強度を有する履帯の内側に組付けられた円筒状の部品で、履帯が駆動する際のガイドの役目も果します。 

刃先(カッティング エッジ)

 

道路の舗装、砕石、除雪、畜産の作業などに使用される建設機械のバケット先端に装着する部品です。 

シティーパット

鉄履帯の良さとゴム履帯の良さを融合させることを目的として開発された履帯に装着させるゴム部品です。

継目板

鉄道用レール(軌条) を接続する際に使用する部品です。
継目板を2枚1組でレールの接合部を抱き合わせ、ボルト・ナットで締結し、レールを固定させます。