TOPY Active & Challenge 2025
~次を造りつづけよう、トピー100年スピリット~
2030年のありたい姿を実現するため、バックキャスト思考で2022年度から2025年度を実行期間とする新たな中期経営計画「TOPY Active & Challenge 2025」を策定しました。前中期経営計画で築いた事業基盤をもとに、より一層の収益力強化を図りつつ、次なる成長に向けたイノベーションの追求とカーボンニュートラルへの対応等により、持続可能な社会への貢献とさらなる企業価値の向上を目指します。
① 既存事業の盤石化に向けた稼ぐ力の変革
② 次なる成長に向けたイノベーションの追求
③ 事業活動を通じた持続可能な社会への貢献
「セグメント経営の推進」、「海外収益力の強化」、「国内事業基盤の強化」および「脱炭素化への貢献」をグループ基本戦略に掲げ、事業戦略を着実に遂行するとともに事業成長の実現を目指します。
「事業戦略」、「財務戦略」および「サステナビリティ戦略」を重点戦略とします。
各グループ基本戦略およびそれに基づく重点3戦略を遂行する上での共通の核となる3つの基本的考え(戦略基盤)を「持続的成長」、「構造改革」および「事業基盤強化」と設定します。

資本コストおよび事業ポートフォリオマネジメントを意識した経営意思決定を推進し、企業価値向上を図ります。中長期的視点での資本生産性指標向上策として、設備投資採択基準の見直しによる投資効率評価「ICP」(インターナルカーボンプライシング)の導入検討などを進め、事業ポートフォリオの最適化を追求し、連結収益の最大化を図ります。
前中期経営計画において実行した構造改革の成果を確実に刈り取るとともに、高付加価値製品の拡充、構造改革のさらなる推進、販路拡大等による海外事業の強化等により収益力の強化・安定を図ります。また、持続的な成長に向け、スマートファクトリーおよびDX活用による管理効率化を推進するとともに、EV向け製品の開発等の新分野開拓に挑戦します。
固有技術の深化による高付加価値製品の拡販および生産技術の革新を図るとともに、カーボンニュートラルに向けた取り組みを推進します。
人財の力を最大限に活かすための“人”への投資を適切に実施するとともに、限られた人的資源の集中活用で、当社グループの持続的成長を実現します。
DX活用による安定的な利益創出に向けて、DX推進による意識改革(業務改革)と環境整備を実行します。
財務基盤の健全性確保を基本としつつ、主力事業および成長事業への投資を実行するとともに、株主還元の向上を図ります。
サステナビリティ基本方針およびマテリアリティ(重要課題)に基づいた取り組みをTOPY Active & Challenge 2025の課題と紐づけて、当社グループの強みを生かした新たな価値の創造と社会課題の解決を図るサステナビリティ経営を実践します。
項目 |
2021年度実績 |
2025年度目標 |
売上高営業利益率 |
△0.6% |
4.5%以上 |
EBITDA |
111億円 |
320億円 |
自己資本利益率(ROE) |
0.4% |
8.0%以上 |
ESG視点 |
評価指標 |
数値目標 |
環境 |
CO_{2}排出量 |
2013年度比46%削減を目指す (2030年度)※ |
社会 |
女性管理職比率 |
10%以上(2030年度) |
国内労働災害件数 |
毎年0件を目指す (休業災害以上) |
|
ガバナンス |
重大なコンプライアンス違反件数 |
毎年0件を継続 |
※当社および国内グループ会社のScope1&2が対象。