ONE TEAM

当社では、グローバルでのさらなる成長と技術イノベーションを支える人財の育成・充実を図ることを目的に、若手社員を主体とした「働きがい向上委員会」を2016年に創設し、働きがい向上施策を20以上検討・実施しました。

2019年度からは、働きがいと密接に関わるコミュニケーションにさらに焦点を当てた全事業部横断のプロジェクトチームとして「コミュニケーション促進委員会」と名称を新たにし、2023年度までの5年間で計102の職場においてコミュニケーション改善活動に取り組みました。職場コミュニケーションの改善活動を通じて、多岐にわたるテーマに関してより魅力ある会社とすることを目指し、働きがいの向上や業務効率化、部門間での情報共有の活発化など、さまざまな施策に取り組んでいます。

委員会は、事業部や世代を超えてさまざまな社員同士がアイデアを出し合い切磋琢磨する機会として、参画メンバー自身の人財育成の場にもなっています。

また、毎年実施しているES(従業員満足度)調査結果をもとに、新たな施策検討や施策の効果検証を行っています。

2024年度からは、コミュニケーション促進委員会の活動により得られた成果の継続と課題解決を目的に、「ONE TEAM」と名称を新たに、各拠点の困りごとや問題の解決に焦点をあてたES向上活動に取り組みます。各拠点が一丸となってES向上に取り組むことで、さらなる一体感の醸成とエンゲージメントの向上を目指します。

従業員満足度調査

当社では、ES(従業員満足度)調査を2016年より年1回毎年実施しております。
この調査結果によって明らかになった課題について、経営層・人事部に提言して解決を図るとともに、人財開発・ES向上室の下に設置したエンゲージメント向上プロジェクトの活動を通じて、施策の実行や効果検証に取り組んでいます。ES調査結果は、事業部や各部門にもフィードバックし、各拠点・部門独自の改善を促し支援する活動も行っています。
ESは毎年スコアの上昇が見られ、第9回(2023年度)のESスコアは5点3.39と、調査開始以降、最も高い水準となりました。

Topy Talk:対話形式による経営層と社員とのコミュニケーション施策

自由な議論ができる文化(風土)づくりと企業の「透明性」アップによる一体感の醸成を目指し、経営層と社員がリアルタイムで対話可能なコミュニケーション促進施策「Topy Talk」を実施しています。オンラインで経営者の話を聞き、チャットやアンケート機能を使いながら参加者と経営者がリアルタイムで対話を行うことで、経営者や会社を身近に感じ、より深く知るきっかけとし、全社一丸となって会社の成長を考える機会としています。2023年度までに累計16回開催し、毎回150名程度が参加しました。

チームアップ活動(各部署のチームで自由にテーマを決め目標達成に向けて活動する施策)

2022年度よりチームで目標を決め、皆でテーマに向かって挑戦することで一体感を醸成するチームアップ活動を実施しています。社員が仕事を「自分事」として捉え、「挑戦」する中で職場のより良い組織風土(信頼、尊重、認め合うこと)を構築し、コミュニケーションを通じて「会社の利益」に貢献することを目的とした活動です。
2023年度は全社合計21チーム、195名の社員が参加し、多くのチームでチーム力向上・コミュニケーションの深化につながりました。
活動の最後には「皆で楽しく・自主性を持って・挑戦してくれたチーム」を全社投票し、上位の3チームを「みんなが選ぶ、より素晴らしい活動をしてくれたチーム」として社長より表彰を行いました。

今まで取り組んできた施策の一例

メンター制度

管理職向け風土改善ワークショップ

部署紹介ウェブサイトの開設

トピーカフェ(スタッフ系社員とスキル系社員による意見交換会)

タウンミーティング(管理職意見交換会)

業務改善活動

感謝活動

女性意見交換会

トピーのWA(輪)トーク(部門間交流会)

社外交流会

育休・産休取得者懇談会

経営層とのディスカッション(Topy Talk、ES向上ミーティング)

挨拶励行

ABW(Activity Based Working)の導入

サテライトオフィス・コミュニケーションスペースの設置

職場の5S推進

社員食堂の改善

独身寮の年齢制限見直し

情報共有サイトの構築(トピーの知恵袋)

ソロワークスペースの設置

チームアップ活動(各部署のチームで自由にテーマを決め目標達成に向けて活動する施策)